東京はさまざまなエリアに分かれている。
大都市と言えど、超ハイソな街から下町・ドヤ街まで。そんな、いろんな顔がある東京を散策していると非常に面白い。
たとえば、日本橋エリア。
近くには両国や浅草、少し離れて葛飾という事で、この辺りはまさに”下町パラダイス”である。
隅田川は遊覧船や貨物船も通る場所で、なんだか見ているだけで”ぼ〜っと”できるから大好き。時間がゆったりと流れながらも、ビジネス街としての機能をしっかりと兼ね備えているのが素敵。
ちなみに、日本橋箱崎には『日本銀行創業の地』という石碑も建てられていて、古くから経済の街として発展していたようだ。
※日本銀行が出来たのは明治初期。箱崎から移転はしたが、今も日本橋に日本銀行はある。
そして、もう一つ紹介したい下町が…
『月島』である。
明治25年に東京湾を埋め立てて作られたエリア。つまり歴史で言うとそこまで古くはない。
「もんじゃ」で有名な月島だが、実際に行ってみると平日はわりと閑散としているし、商店街の一部には大きなホテルが建つ計画も。
ただ、とにかくもんじゃ焼きを提供しているお店はかなり多く、どれに入ればいいのか迷うほど…。
100メートルほどのメインストリートの両脇に、鉄板焼き系のお店がずらっと並んでいる。
しかし、脇の路地には昔ながらの住宅も建っているし、遠くには高層ビルが見える。
スカイツリーもすぐ近くのようで、本当に下町と高層ビルの間(はざま)というか、境界線を見たような気がして実に面白い。
…で、結局もんじゃ屋は、一番席が広そうでゆったり座れそうな店に決めた。
事前に食べログとかでどの店にするのか決めるのもいいけど、なんだかそればっかりってのもイヤな性分なので。
今回は居心地をメインにチョイスしてみた。
って事で、東京下町散策でした。次回もお楽しみに〜。